【東京圏】
東京圏の空室率は3.5%となり、前期の3.4%から0.1ポイント上昇した。東京圏の新規供給は45.2万㎡で過去2番目の大量供給となる一方、新規需要は43.3万㎡となり2四半期連続で過去最大を更新した。また、今期の募集賃料は3,990円/坪で、前期の4,000円/坪から10円/坪(マイナス0.3%)の下落となった。東京圏の募集賃料は4,000円/坪で一進一退である。
【関西圏】
関西圏の空室率は1.8%となり、前期の2.5%から0.7ポイント低下した。関西圏の空室率は依然として低い水準にある。また、今期の募集賃料は3,500円/坪となり、前期の3,490円/坪から10円/坪(プラス0.3%)の小幅な上昇に留まった。関西圏の募集賃料は徐々に上値が重くなっている。