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調査レポート

2015.11.30 市況

物流施設の賃貸マーケットに関する調査(2015年10月時点)

【東京圏】

東京圏の空室率は2.2%となり、前期の2.3%から0.1ポイント低下した。東京圏の新規供給は40.7万㎡に対し新規需要は40.9万㎡で、概ね均衡した需給バランスとなった。また、今期の募集賃料は3,990円/坪で、前期の4,000円/坪から10円/坪(マイナス0.3%)の下落となった。東京圏の募集賃料は4,000円/坪前後で一進一退である。

【関西圏】

関西圏の空室率は2.3%となり、前期の1.2%から1.1ポイント上昇した。関西圏の新規供給は13.7万㎡に対し新規需要は10.1万㎡で、3四半期ぶりの需給緩和となった。また、今期の募集賃料は3,500円/坪となり、前期の3,560円/坪から60円/坪(マイナス1.7%)となった。関西圏の募集賃料は2年以上にわたり上昇基調であったが10四半期ぶりにマイナスに転じた。

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