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調査レポート

2022.2.28 市況

物流施設の賃貸マーケットに関する調査(2022年1月時点)

【東京圏】

・今期(22年1月)の空室率は2.5%で、1年前の2021年1月の0.2%を底に4四半期連続の上昇となった。今期(21年11月~22年1月)は新規供給が58.7万㎡で前四半期から半減したが、新規需要も前四半期からの大幅減となる39.1万㎡に留まったため、空室率の上昇に繋がった。
・東京圏の募集賃料は4,620円/坪で、前期の4,580円/坪から40円/坪(プラス0.9%)の上昇となった。東京圏の需給バランスは均衡に向かい、賃料上昇の勢いは、徐々に弱まると考えられる。

【関西圏】

・今期(22年1月)の空室率は1.5%で、前期の1.1%から0.4ポイントの上昇となったが、依然として低水準に留まっている。今期(21年11月~22年1月)の新規供給は25.1万㎡に対して、新規需要が21.0万㎡となり、概ね均衡した需給バランスであった。
・関西圏の募集賃料は4,160円/坪で前期の4,030円/坪から130円/坪(プラス3.2%)の上昇となった。関西圏ではやや逼迫した需給環境を背景に、4千円を上回る水準となっている。

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